WEB+DB PRESS Vol.112) に、 「自作キーボードのススメ」という記事を書きました。

8/24 に発売になる WEB+DB PRESS Vol.112 に、 「自作キーボードのススメ」という記事を書きました。

WEB+DB PRESS Vol.112

WEB+DB PRESS Vol.112

  • 作者: 樋口剛,篠田典良,谷口慶一郎,大沼由弥,豊島正規,三村益隆,笹田耕一,牧大輔,大原壯太,門松宏明,鈴木恭介,新倉涼太,末永恭正,久保田祐史,池田拓司,竹馬光太郎,はまちや2,竹原,粕谷大輔,泉征冶
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2019/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今回の執筆にあたり @Biacco42 さん、@recompile_keys さん、@hibariya さんにレビューをしていただきました。 自分では、紙面の都合ではしょってしまった内容や伝えたいことの詰め込みすぎなどで、読みとれないことや、不正確になってしまっている箇所などを沢山指摘していただきました。 お時間の無い中、レビューしていただき本当にありがとうございました。

さて、記事の内容は、「自作キーボード」という単語は知っているけど、どういう世界かをまでは知らない人向けに、 自作キーボードの魅力、自作キーボードブーム事情、構成するパーツの説明と初めてにおすすめキット、キットの組み立てログになります。

記事にはパンダがはんだづけをしているイラストがあります。これは、イラストに何を使うかという案だしの際、 昨今 HolyPanda と呼ばれるスイッチがあることを編集の方に伝えたところ、 「パンダがはんだづけ」というだじゃれを思いついたという裏話があります。

キットの組み立てには、小さいながらも自作キーボードの組み立てに必要なことを経験できる Meishi を使ったのですが、 執筆してから雑誌が販売されるまでの間に meishi2 に販売が切り替わりました。 レビューの際、事前に @Biacco42 さんから meishi2 に切り替わることを教えていただいたので、記事でも軽く触れております。 事前に、meishi2 の設計 Youtube のキャストを見ていたり、リポジトリを知っていたので、 組み立てについては、Meishi と変わらないことは確認をしていましたが、キットの内容が若干変わっているので、このブログで言及したいと思います。

meishi2 のキットには、ゴム足とコンスルーが付属するようになっています。ゴム足は、meishi2 を机に置くときに、下側の部品が机にあたらないように、そして安定して置けるようにするための部品ですので、裏側に貼りましょう。 そして、コンスルーは記事中では触れませんでしたが、大事な部品です。。これはピンがバネのようになっており、Pro Micro という部品を基板にはんだ付けをせずに装着できます。 eishi はコンスルー対応と明記されていなかったため、記事中ではコンスルーを使用せず Pro Micro に付属のピンヘッダを利用していますが、meishi2 を組み立てる際は是非コンスルーをお使いください。 コンスルーは、遊舎工房で販売されているキットで対応しているものには付属しているのですが、コンスルーの存在に気づかず、そのままピンヘッダで実装する方も多い印象です。

この記事で自作キーボードが気になった方は、自作キーボードに是非手を出してみてください。 また、先日のコミケでも自作キーボードの聖典といわれているBUILD YOUR OWN KEYBOARDs compiled+ や、自作キーボードコミュニティを盛り上げている人に焦点をあてたインタビュー記事などが読めるKbD C96 2019 August、様々なキースイッチについてのデータを集めた眺めるだけでも楽しい軸の本2という本がでています。 この記事で、もっと自作キーボードについて知りたいと感じた人は、是非読んでみてください。