2023 年に買ってよかったものたち

昨年気力がなくて書いていなかったので、昨年のものも含めているかもしれない。

飲み物関連

透明急須

これは買ったの昨年かもしれない。気軽に一杯ぶんのお茶が飲みたくなり購入。見た目もさることながら、ふちぎりぎりまでお湯をいれれば大体一杯ぶんなので気軽にいれることができて助かっている。

Fellow Carter Move Mug

冬に仕事をしている部屋でコーヒーを余り冷めさせずに飲むために購入。温かいお茶やお湯をいれてもなかなか冷めないし、洗いやすいのでお気に入り。最初はブルーボトル限定デザイン (自分のは昨シーズンのものでもっとグレーっぽい)を買ったのだが、後に気に入ってNovelKeysデザインのものも追加で買ってしまった。しかし、匂いが残るのが気になって、コーヒーをいれたのは一回だけな気がする。

April Plastic Brewer Ver.2

円筒形のドリッパーが欲しくなって購入。ドリッパーの考案者であるパトリックさんが、自身のチャンネルで紹介しているレシピが簡単なので、一人ぶんのコーヒーをいれるときはこれを使うことが多い。

April Plastic Brewer Ver.2(エイプリル プラスチック ブリュワー)kigu.coffee

www.youtube.com

Varia VS3

家の朝食担当なのだが、忙しくてコーヒー挽く豆の時間の配分が難しくなってきたので電動ミルを検討していたのをついに購入した。これは、昨年日本で発売が決まったときから、ずっと気になっていたモデル。今年の夏に第二世代がでたのと、ブラックフライデーでかなり安くなったのに背中を押された。これを買ってから、手挽きでやるのを忘れてしまうぐらい使っている。スリムだし、デイリーの掃除も楽だし、速い。

購入するタイミングで Fellow Opus も気になっていたんだけど、今 Timemore X を使っているので、値段を気にしてグレードを落とすのものなぁというのもあった。

デスクまわり

Keyball44

発売当初から気になっていたのだけど、なかなか買えずにいたのをようやく購入。最初は、Corne の親指キーとレイアウトが違うのが受け入れられるのか不安だったが、いざ使ってみると案外馴染んでびっくり。オフィスに出向くことも増えてきて、分割キーボードにトラックボールを一緒にもっていくのが大変だったのを解消してくれた一品。

shirogane-lab.net

サンワダイレクト トラベルポーチ ガジェットポーチ セミハード 仕切り付 Mサイズ

Keyball44 を組み立てた後、どうやって持ち運ぶかを考えていた時に硬めのケースにいれればいいのではとなった。本体のサイズを計測し、いろんなハードケースの寸法を比較してみつけたのが、この商品だった。商品が届いて間仕切りをつけて収納したところ、ベストマッチ。ケーブルと小さいパームレストも入り軽いので、Keyball44 の持ち運びに悩んでいる人におすすめ。

Anker KVM Switch (Dual 4K, For デスクトップPC & ノートPC)

家では仕事用に MacbookPro と自分用に以前組んだデスクトップ PC を使っている。それら 2 台外付けキーボードとマウス、ディスプレイに接続するのに、キーボードとマウスはUSB切り替え機、ディスプレイは本体の切り替えでやっていた。理由としては、仕事用の MacbookPro が HDMI 出力だと 30Hz でしか動作しないため、Thunderboltでディスプレイで出力したかったからだ。しかし、仕事 PC が新調され HDMI でも 60Hz で動作してくれるようになったので、KVM を探していたところ発売されたのが、このモデルだった。このモデルは、Type-C 一本で接続ができるので Mac で使うにはとても便利である。また、切り替えスイッチが本体から別にでているので、本体を隠して使うっていうこともできるので便利。

Anker 622 Magnetic Battery

外出時にスマフォのバッテリーが心許ないときに使うバッテリー。Magsafeで iPhoneにくっつけて充電できるので、ケーブルを持ち歩かなくてもいいのは、本当に楽。一回分ぐらいの容量しかないけど、今の使い方だとこれで充分。

Anker 615 USB Power Strip

旅行に行く時に、電源タップ兼 USB アダプターとして購入。これと後述する USB 充電器があれば、私の持ち物だと大体ことが足りるので便利だった。

Anker USB急速充電器 120W ライチュウモデル (USB PD 充電器 USB-A & USB-C 3ポート)

これも旅行のタイミングで購入。そこそこのサイズではあるんだけど、これだけで Type-C x 2 と Type-A のケーブルさせて合計 120w だせるのは便利。今はオフィスに行く時に持って行くアダプタとして常にカバンにいれている。

オーディオ関連

AFUL Performer 5

昨年、水月雨 STELLARISを入手してから、低価格中華イヤフォンというジャンルをいろいろ触っていたんだけど、低価格じゃない価格帯はどうかと思い買ってみたもの。やはり、価格が高いってことは価格が高いってことだと思わせてくれたもので、箱だしからオッと思わせる音で聴かせてくれた。

Sony MDR-MV1

発表されたときから、ずっと気になっていた一本。今年はいろんなイヤフォンを入手した結果、基準となるモニター用のものが欲しかったというのもある。軽量ですごく楽。

FiiO Q11

ドングル型 DAC をもっていたんだけど、スマートフォンのバッテリーを気にせず聴きたいからバッテリーつきを試してみるかと購入。あと、バランス接続も試したい。そんな動機ではあったんだけど、アンプはパワーなんだなぁということを知ることができた。これ以外の DAC で鳴らした時にイマイチだなぁと思ったイヤフォンもこれで鳴らすと、ちゃんと鳴ってくれる。本体に音量調整ノブとゲインの切り替えスイッチがあるのが便利。

FiiO BTR7

時代は有線でしょって思っていたんだけど、あると便利だろうなぁと思って買ったら、便利だった。BT 接続だけでなく、優先接続もできる。ワイヤレス充電もできるのが便利。

TRN Tips

イヤフォン付属のイヤーチップがあわないってとき、だいたいこれを使っている。価格も手頃で、着け心地もよい。

その他

Loop Engage Plus

うるさいが完全に音を遮断したくないという状況があり、Twitter でお勧めしている人がいて購入。満足。同じような状況の人にすすめても満足してもらえている。満足。

ブラウン オーラルB iO5

随分昔に買ったブラウンの電動歯ブラシのバッテリーが充電されなくなったので、買い替えた。現在、ブラウンの電動歯ブラシは Pro シリーズと iO シリーズにわかれており、今まで使っていたのは Pro モデルであった。Pro モデル iO モデルには、替えブラシに互換性はないのだけど、なぜか今回は iO シリーズにしてみた。iO シリーズのブラシはブラシの回転が磁力で行われており、Pro シリーズのブラシを使っていたときに不満であった、ブラシのアタッチメントの内部に汚れがたまるという点が無くなったのが非常によい。

パイロット カスタム 742 シグネチャ

急に金ペンが欲しくなり、いろいろ見繕った結果買ったやつ。これを選んだ理由が、国産メーカーでカリカリしない書き味 + シグネチャーというニブ。最初はバランス型の平凡な見た目がイマイチかなぁと思っていたんだけど、ずっと使っていると飽きがこなくてよい。書き味は太さもあってか期待通り滑らかだし、文字の太さについてはそこそこ太めで細かい字は難しいけどノートに走り書くにはとても満足なペン。

www.pilot.co.jp

乾太くんデラックス

私は信頼のおけるプログラマの知人の言葉を信じ、乾燥機付き洗濯機を使っていたのだけど、昨年買い替えたものが乾燥にかなり時間がかかるうえ、2 回まわさないと乾燥しないというようなモデルであった。元々、いずれはガス乾燥機を手にいれる前提があったので、乾燥機能にそこまで期待しないモデルを買っていたのでしょうがないといえばしょうがない。昨年引っ越しをして、落ち着いてきた頃に乾太くんデラックスの新モデルがでると知り、夏の発売後即申し込んだのだけど、それでも 1, 2 ヶ月待ちという状態で、最終的に使える状態になったのが 10 月とかだった。

使ってみての所感としては、私のライフスタイルにとっては最高としかいえないものであり、もうこれなしの生活が考えられないレベルである。洗濯後、放り込むだっけで 1 時間たらずで全部乾いている。以前の洗濯機の乾燥機では、洗濯物のタイムスケジュールを結構考えてやらないといけなかったが、その必要がなくなった。メンテも乾燥後にドア付近にある糸くずフィルターから、大量の綿埃をとってあげるだけである。洗濯機の乾燥フィルターや糸くずフィルターの清掃からも解放されたのである。

もし設置できる人がいたら、絶対にすすめてしまうぐらいには気にいっている。

rinnai.jp

まとめ

今年後半の買い物だったけど、Varia VS3 と乾太くんデラックスは自分の生活をだいぶ変化させるぐらいのインパクトのあるものだった。 今年は必要な家電を買わないといけないことが続いたので、来年は抑えめでいきたい。

余談だが、記事を書ききってAIタイトル機能を使ったところサジェストされたタイトルは「急須とマグカップで快適な飲み物ライフを!」でした。

珈琲が苦手だったあなたに贈るコーヒー入門2022冬

以前 TL でブラックコーヒーが飲めないのがコンプレックスという発言をみかけ、ちょうどその人にその後会うタイミングがあったため、おすすめのコーヒーを渡していた。どうやら、そのコーヒーでコーヒー環境を整えようとしているようなので、記事を書いてみる。

大事なことは最初に

どうせ、長くなるし、散文になりそうなので、最初に大事なことをまとめておこう。

  • 豆は最初は LIGHT UP COFFEE で注文してみる
  • 一度にいれる分量を考えて、クレバードリッパーを買う
  • ミルは、Timemore の C3 シリーズを買う
  • 温度調節できる細口の電気ケトルがあるとベスト、なければ温度計があるとよい
  • クッキングスケールとタイマー必須

渡したコーヒーについて

本題に入る前に、その時渡したコーヒーについても書いておこうと思う。その時渡していたのは、TRUNCK COFFEE のインスタントコーヒーとドリップバッグ(お湯に浸すだけでできるやつ)である。

trunkcoffee.thebase.in

経験上、ブラックコーヒーが苦手な場合、いわゆる昔ながらの濃く苦いコーヒーが苦手なことが多いと推測した。なので、それとは真逆にある、いわゆる朝入りスペシャリティの酸味やフルーティーさを試してもらいたいと思ったのだった。TRUNCK COFFEE は、いわゆるインフューズドコーヒーを多く取り扱っていて有名なショップである。インフューズドコーヒーとは、コーヒーの生豆の精製過程でジュースやらなにやらに漬け込んで風味などをうつしたコーヒーである。賛否両論あるのだが、私は好きだし、昔ながらのコーヒーしか知らない人には、新鮮さを感じるのではないかと思ったのだった。

note.com

あと、コーヒーを普段飲まない人が器具を持っているということは稀なので、特別な器具がなくてもおいしいコーヒーを飲めるものという観点で、豆そのままや、ドリップパック(お湯をかけてドリップする必要のあるやつ)を選ばなかった。偶然、TRUNCK COFFEE では、おいしいインスタントコーヒーとして有名な INIC coffee とコラボしている商品があるのを知っていたのと、先ほどのインフューズドコーヒーのドリップバッグがあるというのも TRUNC COFFEE を選んだ理由だ。

www.inic-market.com

ちなみに、渡したのは以下の商品になる。

trunkcoffee.thebase.in

trunkcoffee.thebase.in

trunkcoffee.thebase.in

本題

さて本記事では、そのようなコーヒー入門をした人に向けて私がおすすめしたいコーヒー環境を以下の項目に沿って紹介したいと思う。

  • 豆の選び方
  • 豆の保存方法
  • コーヒーの抽出方法と器具
  • ミルとケトルとスケール
  • おすすめ書籍

豆の選び方

以前渡したコーヒーがよかったということであれば、まず最初に選ぶべきは浅煎りのコーヒー豆だ。浅入りとは焙煎度合いを表す。焙煎度合いとは乱暴な言い方をすると、どれぐらい豆を焦がした(煎った)かであり、焦げが弱いものから強いものにいくにつれ、浅煎り、中浅、中煎り、中深、深煎りのように表現される。また、この表現は店やロースターによって違うし、同じ表現でも微妙に違ったりするので厄介である。

mystyle.ucc.co.jp

味の傾向としては、焙煎度合いが浅いと酸味が強くフルーティー、深くなると苦みがでてくる。しかし、これは元の豆が持つ特徴にもよって変わるのだが、だいたいこんな感じでとらえているとよい。なので、以前渡した傾向の味がよいのであれば、必然と焙煎度合いが浅煎りのものを選ぶと、同じ傾向である可能性が高い。

また、豆の産地によっても味の傾向がかわる。これが、前述した「元の豆が持つ特徴」の一つである。私としては、フルーティーさを重視するなら、エチオピアルワンダケニアあたりの豆をおすすめしたいところである。

mystyle.ucc.co.jp

豆を見ていくと、「水洗式(ウオッシュド)」や「ナチュラル」という記述が目に付くかもしれない。これも味を決める重要な項目になる。これは、コーヒーの実からコーヒー豆を取り出すときの方法(精製方法)を表す。傾向としてはウオッシュドはすっきりとした感じ、ナチュラルは甘味のある濃厚な味になる印象がある。これについては、最初はあまり気にしなくてもいいかもしれない。

さて、ここまでいろいろ書いたが、これだけ情報があるとどこでどうやって豆を買っていいのかわからなくなるのではないだろうか。そこで、私がおすすめするのは LIGHT UP COFFEE で一度買ってみることだ。

lightupcoffee.com

LIGHT UP COFFEE は、浅煎りをメインに扱っているコーヒーショップなので、どの商品を選んでも割と好みの傾向の味を得られるのではないだろうか。また、複数の産地の豆が少量ずつはいったセットがあるのもポイントが高い。とりあえず、これを選んで好みのものを探してみるのもよい。

SINGLE ORIGIN TASTING SETlightupcoffee.com

豆の保存方法

焙煎した豆は、焙煎してから徐々に劣化していく。なので、一度に大量の豆を買うよりも、少量買って早めに飲み切るようにしたい。豆の劣化を防ぐために、冷凍庫にいれる方法がおすすめされている。確かに冷凍保存は、劣化に効くようだ。

劣化について、どうとらえるかという観点もある。わたしは冷凍庫にいれずジップがある袋に入っている豆はそのまま、紙袋のものはキャニスターにいれて常温で保管している。そして、この劣化を味の変化としてとらえていて、それも楽しむようにしている。決して冷凍庫にいれて管理するのが面倒ということではない。決してだ。一般的には、味がどんどん落ちるといわれているが、日数をおくことで味が落ちついてきたり、好みの味になったのではと思うことがある。これは日がたつにつれ尖った味が落ち着いたり、焙煎したての焦げたにおいなどがおちつくことによっての変化かもしれない。

つまり、いろいろ試して、好きに保存してよいと思う。

コーヒーの抽出方法と器具

コーヒーの抽出とは、コーヒー豆からお湯にコーヒーの成分を移す行為と考えている。家庭で導入できるお手軽な抽出方法は 2 つあり、透過式と浸漬式と呼ばれるものだ。

透過式は、よくコーヒーを淹れるときにイメージする、お湯をちょっとずつ落として下からコーヒーがでてくるタイプのドリップである。ポピュラーな方法なので、器具の種類もあり入手も簡単である。しかし、落とすお湯の量やスピードで味がかわるため、好みの味をだすためには練習が若干必要である。

浸漬式とは、挽いたコーヒーの豆をお湯に浸し、時間をおいてから漉す方式である。こちらは、透過式のものよりも種類が少ない。透過式にくらべ、抽出にコツがなく、簡単というのがメリットだ。

はじめに選ぶ抽出器具としては、やはりクレバードリッパーをおすすめしたい。これは、浸漬式に分類されるドリッパーだ。ドリッパーにフィルターをセットして粉とお湯をいれ、待つ。そして時間がきたら、コップやサーバーに乗せて抽出されるという簡単なものだ。

サイズは S と L の 2 サイズあり、S だと 300ml (だいたいコップ 2 杯程度)が限界、L だと 500ml 程度いれることができる。ペーパーは、最初に抽出に必要な量のお湯をドリッパーにいれる必要があるため、フィルターの選択が表示されている人数目安とことなるので注意が必要だ。S だと 102, L だと 103 と呼ばれるサイズのを選ぶ必要がある。クレバードリッパーは、何かと最近品薄で Amazon だと正規価格より高いことがあるので注意したい。

また、透過式でドリップするのもおすすめしたいところではある。理由は、コーヒーを淹れるという行為が楽しいからだ。透過式のドリッパーは、たくさんあるのだが、今回おすすめするのは ORIGAMI Air ドリッパーだ。理由は簡単、かわいいから。かわいいだけでなく、同じ形状で陶器製の ORIGAMI ドリッパーは、コーヒーの抽出技術を競う大会で表彰台を独占したことで話題となっている。この Air は、それの簡易版で樹脂製のため落としても割れず、扱いやすいというメリットがある。サイズは S のみなので、一度に 2 杯程度の抽出ができる。

origami-kai.com

次はペーパーについてだ。ペーパーは、コーヒーの抽出液が最後に通る層であり、浸漬式だと長時間液体が接するので、案外重要なポイントである。ものによっては、ペーパーのにおいや味がコーヒーに影響をあたえるので、できるなら慎重に選択したいところだ。

www.youtube.com

わたしがおすすめするのは、アバカという素材で作られたペーパーで、つまりはこれだ。

このアバカ、ふつうのペーパーよりも抽出速度が速く、浸漬式での抽出時間がのびることによる過抽出を防ぐ効果があるといわれている。においもしないので、迷ったらこれを買うとよい。

cafec-jp.com

ミルとケトルとスケール

次に抽出器具以外に必要なものだ。

まずは、コーヒー豆を挽くためのコーヒーミルだ。これには電動や手動があり、値段や形状からピンキリである。豆を買うときに挽いてくれるし、下手なミルを買うとコーヒーの味を落とすことになるのでミルを買わないで、お店のミルのほうが性能がよいことが多いから挽いてもらったほうがかえって良いという意見もある。しかし、やはりミルを入手することはおすすめしたい。

電動を買うか、手動を買うかという判断が必要である。電動は手間がかからないが、そのぶん価格が高かったり、値段のわりに挽く性能がよくなかったりすることがある。一方、手動は挽くのが大変であるが、値段の割に性能がよいものが買える。挽くのが大変といったが、最近の高性能手動ミルは、ザクザクコーヒー豆を挽くことができる。この感覚が楽しい。また、電動にくらべ場所をとらない。つまり、わたしとしては手動のミルをおすすめしたい。

今回挽くことになる豆は、浅煎り挽く可能性がある。浅煎りの豆はとても固く挽くのが大変な部類である。そこで、おすすめしたいのが Timemore というメーカーがだしているミル(ただし nano を除く)になる。

コーヒーミルjp.timemore.com

なぜ、このメーカーのをおすすめするかというと、ミルに使われている刃の形状にある。nano 以外の現行のラインナップには S2Cという技術が採用されており、簡単にいうと固い豆でも軽い力で挽くことができるのである。この S2C の刃はすごく、やわらかい深煎りの豆であればハンドルの重さだけで豆が挽けるほどだ。入手しやすい価格帯のものが、一度に 25g ぐらい挽ける C3, 一度に 30g ぐらい挽ける C3 Max, C3 のハンドルをたためる C3 Pro, C3 Max のハンドルをたためる C3 Max Pro のラインだと思う。

電動についても触れておくと、今年後半電動ミルにも変化があり、性能がよい家庭向けのものが国内に展開されている。ただし、やはり人気のある商品で現在は在庫がなく、次入手できる機会は来年以降になるだろう。

Varia VS3 グラインダーkigu.coffee

次に揃えたい器具が、ケトルだ。お湯もコーヒー抽出には重要なファクターだ。特に、湯温が重要になってくる。抽出時のお湯の温度によって、味が変わってくる。一般に、お湯の温度が高いほど味が抽出されやすく苦みが強くなり、低いほど酸味が強くなるといわれる。実際、湯温を変えて抽出してみると、驚くほど味がかわる。ベストな湯温というのは、飲む人によってかわるだろう。

また、もし透過式のドリッパーを使うなら細口のケトルがよい。これは、お湯の量を調節することで抽出速度が変わり、味に変化が発生するからだ。一般的に、速く抽出するとすっきりめ、ゆっくりなら濃いめといわれる。

ということで、温度調整ができて細口の電気ケトルがあると便利である。わたしは、以前は温度計をつかってお湯の温度を確認しつつやっていたのだが、先月ぐらいに電気ドリップポットを導入したところ、コーヒーを淹れるときに気にしないといけないことが減って大変楽になった。

ちなみにわたしはエペイオスのドリップポットを使っている。これがたまに Amazon で 1 万円以下で買えるときがあり、またお湯が沸くのが速いというのもよいポイントだ。

結構キッチンで存在感をとるので、いろんなメーカーのを見てみるのをおすすめする。

Fellow Stagg EKG 電気ケトル 黒 [日本用正規品]kigu.coffee

ケトルbrewista.jp

最後にスケールである。最後だが重要な器具である。

コーヒーの味は、使う豆の量とお湯の量に左右される。当然ながら使う豆の量が多ければ味は濃くなり、少なければ薄くなる。また、お湯の量は、その逆だ。だいたい、私は 200ml 抽出するときは 15g の豆を、300ml なら 20g、以降抽出量が 100ml 増えるごとに 5g ずつ増やすようにしている。

とはいえ、これはどのご家庭にもあるキッチンスケールで代用はできる。しかし、コーヒー専用のスケールだと、同時タイマーがついていて抽出時間をはかることができる。抽出時間がながければ雑味がでやすいとされ、時間管理も大事なファクターだ。専用のスケールのものだと、お湯を注いだら勝手にタイマーをスタートしてくれるものもある。

わたしが使っているのは Timemore の Black mirror basic+という製品だ。これは、タイマーのオートスタートができるのと、重量変化が機敏であるのがよいポイントである。特に、重量変化が機敏というのが重要で、ものによっては重量が変化する事象が発生した数秒後に表示がかわるものがあったりし、ストレスなのである。

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*** おすすめ書籍

コーヒーについて、興味を持った時におすすめしたい何冊かを紹介しておこう。

この本は、家でコーヒーを飲んでみたい人が最初に読むとよさそうな内容がいっぱい丁寧に書かれている。イラストも多くさっと読めるのもよい。

コーヒーブログや Youtube でおなじみの CAFICT の中の人の本。写真もおおく、見ていて楽しい。

コーヒーについて、豆の起源から精製、抽出について科学的なことが書かれている定番書籍。

最後に

いっぱい書いたけど、とりあえず気楽に始めるといいと思います。

この記事は、Casasagi Oリングマウントケースにフラミンゴスイッチ(ストック) + MT3 Susuwatariで煎茶堂東京のあさつゆを飲みながら書かれました。

012 ASATSUYU あさつゆshop.senchado.jp

デスク環境 2021

仕事が納まって、デスクの写真を撮れるぐらいに状態を回復できたので、今年の状態をまとめておく。

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今年導入したもの

電動昇降デスク FLEXISPOT E7B

今年の大きな変化は、電動昇降デスクを導入したこと。Amazon のセールで安く入手できた。天板は、自分で買ってくるほど甲斐性はないので、FLEXSISPOT がだしている 120x60 のものを購入した。

届いたものを一人で階段で上の階に持ち上げ、組み立てを行ったのだが、腰を壊しそうになった。 4 段階の高さをメモリに記憶することが可能だが、座りポジションぐらいしかちゃんと使えていないので、もう少し安価なバージョンでもよかったかもしれない。

あまりスタンディング状態で使うということはできていないのだが、市販されている机だと私の場合は低すぎることが多いので高めに設定できるのがとてもよい。ただ、フットレストを使い椅子を一番高いところにしている設定にしているので、これらをやめればそれほど机の高さを高くしなくていいという気もする。あと、机に椅子をいれるときにアームレストが机に干渉して入らないことがあるので、そういうときに高さを変更してきれいにいれられるというのもよい。

デスクライト 山田照明 Z-10D

机を変えたときに机の配置も変更jした結果、部屋の照明が頭の真上に来てしまい、キースイッチの潤滑やガンプラを組み立てるときに暗いと感じるようになってしまったので、デスクライトを導入した。ふつうにパソコンを使っているときにもつけている。

Apple HomePod mini

www.apple.com

机で使うスピーカーがずっと欲しかったんだけど、いろいろ要件を決めあぐねいていた。使用用途をいろいろ考えた結果、基本 iPhone から音楽を流すことがメインだということになり、その点で考えいくと AppleMusic がロスレス音源をサポートするようになったので、HomePod mini を使うのが一番いい気がしてきたので購入した。しっかりとした視聴目的というより、 BGM として聞ければよいという気持ちなので、今のところ一台だけ導入している。iPhone とシームレスに音楽の再生をやりとりできるというのは、体験してみるとすごく便利だった。f:id:takkan_m:20211227233424j:plain

Bule Snowball ICE

ダイナミックマイクをもっていたんだけど、マイクの近くでしゃべらないといけないのに不満を感じ、コンデンサーマイクに興味を持つようになってきた。Blue Yeti nano とかを考えていたんだけど、ちょうど Snowball ICE が Amazon のセールで 3000 円台ででており、この値段なら失敗してもいいだろうという気持ちで購入してみた。

結果、だいぶ満足してしまい、メインのマイクもこれにしてしまった。もともと、ダイナミックマイクにした理由は、距離による減衰で家の音が入りづらいというポイントだったんだけど、結局入る音は入るし、だったら入力のゲイン調整とノイズキャンセルで頑張ってもいいという気持ちになった。

無印良品 短冊形チェックリスト

いろいろ差し込みの作業や問い合わせが発生して、混乱することが多い一年だったので、個人のタスク管理をちゃんとやろうとしていろいろ試行錯誤していた。

その結果、朝にその日やることをこのチェックリストのメモに記述していき、やっていくというスタイルに落ち着いた。何か差し込みが入ったら、即やれるもの以外についてはこのメモに足していく、翌日はメモをめくってバレットジャーナルのように前日の積み残しを移してから仕事を再開してするようにしている。

作業内容のメモは、今は Obsidian にまとめている。

最後に

来年は、もう少しまともなデスク写真を撮れるようにしたい。

2021 年のコーヒー環境

近況の記事にも書いたように、ハンドミルを入手してから、自宅のコーヒー環境がガラリと変わってしまった。 ほぼ毎朝自分で豆を挽いてコーヒーをいれるようになってしまった。なので、いったん今年のコーヒー環境をざっくりまとめておく。

ミル

Timemore C2

これを Self-Made Keyboards in Japan で知ったのが始まりでした。このミルがなんでいいのか、1zpresso やコマンダンテがなんでいいのかということを調べているうちに、ステンレス刃のミルの良さがわかってきた。また、C2 は他のステンレス刃のミルに比べて圧倒的にやすかったのもあり、たまっていたクレカのポイントをつかって購入。

今までセラミック刃のミルで感じた、挽いているときのひっかかりがほとんどなくなり、ザクザク挽ける体験は非常によかった。また、豆を淹れていない状態でミルをふるとハンドルがくるくるまわるのもおもしろい。

Timemore X black

C2 の体験はとてもよかったのだが、一つ大きな欠点があった。それは容量が 20g ぐらいしかはいらないこと。家族と飲むときだと 30g とか挽くので、煩雑さが気になってしまっていた。そんなことを思っていたところ、タイムモアから 30g はいる新製品がでるということで勢いで買ってしまった。

X は、刃の構造が他のと違って豆が刃に挟まらないような仕組みになっている。これのおかげで、挽いているときの軽さはすごくよいのだが、C2 に比べると挽ける速さが遅いというものだった。あと、本体が大き目の四角形で持ちづらいというのも誤算だった。そのおかげで、X 入手したら、C2 を手放す予定だったが手軽に素早く挽きたい時用に、C2 を残している。

最近は、朝は X で挽き、在宅ワーク中にいれるときは C2 を使うというような使い分けを行っている。

抽出器具

Origami ドリッパー

ミルを買ったものの昔使っていたハリオの V60 を手放したりしていたので、新たにドリッパーを探しているときに見つけた。見た目のよさも気に入ったポイントだが、通常の円錐フィルターとカリタのウェーブフィルターのどちらも使えるというのが購入の決め手となった。

基本は円錐フィルターでいれて、気分を変えたいときや濃いめに抽出したいときはウェーブフィルターのような使い分けをしている。 ウェーブフィルターは使っているが、本家カリタのウェーブドリッパーを持っていないのでいつか使いたい。

CAFEC フラワードリッパー

Origami ドリッパーを注文してから、届くまでの間に使えるように購入。樹脂製と陶器製があったんだけど、陶器は割りそうな気がしたので樹脂製を選択。あと、樹脂製のほうが届くのが早かったというのもある。

陶器製の Origami ドリッパーと違い、樹脂製だから器具をあたためる時間をとりたくないときとか、気分でつかっている。あと、使っているコーヒーサーバー(後述)の都合、400ml いれようとしたときに、Origami ドリッパーだと抽出したコーヒーにフィルターが浸ってしまう。そのため、400ml いれるときは、こちらを使っている。

Steep Shot

hoshikawacafe.com

C2 を買った時期は、ひたすら Youtube などでコーヒー器具を調べていて、そのときに気になったので購入。コーヒー豆を水筒みたいな容器にいれ、お湯をいれ、その圧力で一気に抽出するという機構が気に入った。

以前、エアロプレスを使っていたことがあるんだけど、うまい抽出方法を決めることができなかった。これは、お湯淹れて待ってドバッとするだけでよいので簡単。とはいえ、出番は少ない。

クレバーコーヒードリッパー

昔、会社の近くにあった OBSCURA COFFEE で見かけて、ずっと気になっていた。それが、よくコーヒー豆を買っているサイトでも販売をしだしたので買ってみた。今や、やんちゃクラブ公式クレバードリッパーである。

コーヒー豆をいれてお湯いれて待ってコップにのせたら出来上がりというのは、言葉で聞く以上に楽な作業でエポックメイキングだった。だいたい、在宅で一人分をいれるときは、クレバーコーヒードリッパーで淹れている。

ビアレッティ ブリッカ

先日の近況を書いているときに、これまたいつもコーヒー豆を買っているサイトで販売が開始されているのを見て買ってしまった。 ブリッカは、俗にいうマキネッタである。学生時代に初めて買ったコーヒー器具がマキネッタということもあり、なつかしさがある。ブリッカは、マキネッタだがクレマが作ることができるというのも気になっていたポイントだ。

今は、購入直後にやる慣らし運転を終らせたところなので、まだ飲めていない。また、赤いという理由でこれに飛びついたんだけど、これは 4 杯用なので、飲むタイミングをかなり選ばないといけない。

その他

CAFEC アバカフィルター

コーヒーについていろいろ調べていくと、どのフィルターがいいのかというところにたどり着いた。 このアバカというのは、ふつうのコーヒーフィルターと違い、アバカ繊維というのが使われていて、コーヒーオイルがフィルターから抜けやすいということだ。とはいえ、私にはわからないが、環境負荷も普通のペーパーに比べていいとのことなので、これを意識的に選んでいる。

持っているドリッパーの都合上、円錐型と扇形の両方を常備している。

山崎実業 コーヒーペーパーフィルターケース

以前は、ジップロックにいれて管理していたが、フィルターの種類が増えてしまったので、導入。すっきり。

Timemore BLACK MIRROR basic+

ハリオのドリップスケールをずっと使っていたのだが、タイマーのスタートを自分で押さないといけなかったり、目盛りの反応が遅かったりしてたのが不満だった。

また、コーヒー豆をいつも買っているところで、これの販売が開始されたので早速購入した。このコーヒースケールのタイマー機能だとタイマーボタンを押した後に重さの変化が発生するとタイマーがスタート、再度重さの大きな変化があるとストップのような動作をするので、とても楽である。USB-C の端子で充電できるのもよい。不満点としては、抽出中にドリッパーを持ち上げてかき混ぜるみたいな技を使うと、当然タイマーが止まるという点ぐらいだ。

タニタ 温度計 料理用 5496B

今回のコーヒーブームでは、温度管理をちゃんとしようと決意した。手持ちの調理用温度計を持っていたが、これを火にかけたコーヒーポットの上でやると手が熱い。そこで、クリップ型の温度計を入手した。

珈琲考具 割れにくいサーバー

以前は、ガラス製のサーバを使っていたのだが、一年ぐらいするとだいたい割ってしまっていた。ちょうど割ってしまったところで、このサーバーを知って購入した。

樹脂製なので、ほとんど割れないから気楽に使えて、とても気に入っている。最初 400ml の買ったんだけど、前述したとおり 400ml いれると持っているドリッパーとの相性がでるので、大きいサイズを買い足す程気に入っている。

豆について

豆については、ほぼ通販で買っている。よくリピートしているのは、暮らしと珈琲。Youtube から知ったんだけど、とても良い印象をもっている。珈琲の道具もここで買うことが多い。

www.tostinocoffee.shop

あとは、以下のサイトで何回かリピートして買っている。

ennoki.thebase.in www.honeycoffee.com

近所でフルオートの焙煎機で自家焙煎をしている喫茶店もあり、応援していてそこでもちょくちょく買っているけど、ちゃんとした焙煎士がやっている豆を選び出すと、なるほどーという気持ちがでてくるので、難しい。

なお、昔は深煎りのスマトラあたりの苦みが強く酸味なんていらない味が好きだと思っていたが、いまはなんでも飲みますという感じになっている。 今年の春先あたりはブラジルあたりのコーヒーが好きだと思っていたんだど、今はエチオピアあたりのすっきりしたのが好みな気もする。

書籍

コーヒーの科学

昔から買おう買おうと思っては買ってなかった本の代表。コーヒーに対して科学的な説明があって面白い。

常識が変わる スペシャルティコーヒー入門

スペシャリティコーヒーについて、わかっていなかったので購入。最近のコーヒーの精製法とかを知れてよかった。

最近の淹れ方

以前は、以下の動画を参考にしてドリップをしていた。

youtu.be

珈琲を淹れるときに、いかに土手を崩さずうまくやるというのを信条としていたので、この動画には衝撃をうけた。土手になっているコーヒーからエキスを抽出するというのは理に適っているとも感じたので、このやり方をやっていた。

しかし、最近は 4:6 メソッドのほうが自分でお湯をいれるタイミングと量を計算しやすいので、それを加えてアレンジした感じである。 例えば、300cc 抽出するときは、20g の豆を使って、最初 30cc で 1 分蒸らし、20 秒ごとに 45cc, 45cc, 80cc, 80cc, 80cc と足していく。最後まで足して 300cc になったら抽出をやめるといった感じだ。

なお、湯温は最初、深煎りの豆なら 82℃ 前後、浅煎りの豆なら 90℃ 前後を目安としていたが、最近はどの豆も 80℃ 前後にしている。これぐらいの温度帯のほうが、わかりやすい味がでている気がする。

さいごに

おわかりいただけただろうか。とりあえず、もらったミルでいれるの慣れてきたら、C2 MAX を入手するのをおすすめする。

来年は、長年つかっているドリップポットの買い替えを狙いたい。

沼って何?やんちゃクラブと沼との関係は?次のおすすめは?調べてみました!

おはようございます。takkanmです。2021 年 12 月 22 日の朝です。この文章はやんちゃクラブリスナー Advent Calendar 2021 の 22 日目のものです。

やんちゃクラブとは、「やんちゃ」となのる40 歳男性が毎朝自宅屋上で VLOG と称し、30 分程度一人でしゃべっている Youtube チャンネルのことです。 このやんちゃクラブの名物コーナーとして、毎週日曜日に散歩と称し沼をめぐった動画が月曜の動画で紹介されます。毎週、木曜日あたりになると次に向かう沼を探し焦り出す様子が見受けられます。そこで水曜日に公開される本記事では、そんなやんちゃが翌日の木曜日に行く沼の決定をしやすくなるよう、次に行くべき沼について調べてみました!

やんちゃにおすすめする沼 3 選

1.インスタントコーヒー沼

まず、最初の沼はインスタントコーヒー沼です。やんちゃクラブのリスナーであれば、屋上に行く前に一度マンションの下まで降りて自販機でホットコーヒーを買って一度家にもどり Ember Temperature Control Travel Mug 2 に移し替えてから、再度屋上に行くという行為をしているのはご存じだと思います。そして、Ember Temperature Control Travel Mug 2 を手に入れた今、家でコーヒーをいれれば一度下に行く必要はなく、なぜそんな面倒なことをみたいな気持ちに一度はなったことがあるのではないでしょうか?

家でコーヒーを淹れるとしたとき、ちゃんとした道具を揃えて淹れるのは、大変さが増してしまいます。そこでおすすめなのが、インスタントコーヒーです。これであれば、動画撮影する前にお湯と粉をいれて完了です。自販機のコーヒーと違い、沸騰しているお湯で作れるので、 Ember Temperature Control Travel Mug 2 のバッテリーもいつもより持つんじゃないでしょうか。知らんけど。

インスタントコーヒーというと、昔はあまりおいしくないものと思われているかもしれませんが、今ではいろんな種類がでており、味もだいぶよくなっています。水にも溶けやすい粉末上のものもあり、夏場のアイスコーヒーにも使えます。お気に入りの味のものや、毎日違うものを試し動画で紹介することで、違いのわかるやんちゃを演出できるではないでしょうか。知らんけど。

なお、インスタントコーヒーにもエコの波があり、リフィルが存在しているものもあります。

2. 動画映えする動きのある趣味沼

最近のやんちゃクラブといえば、4K HDR 動画など動画の撮影や編集に力をいれている様子がうかがえます。しかし、リスナーはそんなやんちゃの努力を踏みにじるかのように、ポッドキャストとして聞けるような方法を導入したり、Youtube の再生速度を x2 にして音だけを聞くなんていう視聴方法をしているリスナーが少なからずいるようです。

このように、やんちゃが動画にかけたコストを無駄にするようなリスナーに動画をちゃんと視聴してもらえるように、動画映えする趣味沼に行き、動画内でそれを披露するのはどうでしょうか。現在、やんちゃクラブの定期コンテンツとしては、おしゃべりキューブと今日のハムですが、どちらも音声が主体に感じます。せっかく撮影している屋上では、逆光という映えのアドバンテージとなる光源があるので、それを生かしダイナミックな動きをする趣味の活動を行うと、リスナーは動画を見てくれるようになるかもしれません。知らんけど。

ダイナミックな動きが必要となる趣味としては、けん玉、ヨーヨー、パルクール、そしてエクストリームアイロンがけでしょうか?どちらも、簡単な道具と体があればできる趣味です。けん玉、ヨーヨーなどは道具のサイズも小さくキューブとかわないので、散歩にでかける際も持ち歩くことができ、いった先でやっている動画を撮るという新しいこともできるのではないでしょうか?また、エクストリームアイロンがけであれば、沼にいった時にうっかり沼に飛び込んでも、動画をとりながら服を乾燥できるので実用的じゃないでしょうか。知らんけど。

3. 財テク・資産運用沼

やんちゃクラブでたびたびでてくるワード、それが「老後の資金」。やんちゃクラブでは、たびたびお金にまつわる発言がでてきます。「2000 万貯めないといけないのか。はー。」、「一万で買ったゲーム、1 週間触らなかったから、メルカリで売るぞ。6000 円.…」など、お金にまつわる話題をしたあと、Ember Temperature Control Travel Mug 2(税込み 23,980円 )で、やんちゃはコーヒーを飲むのです。

そこで、やんちゃに一刻も早く老後の資金をため FIRE し、やんちゃクラブのみに集中してもらうために、財テクや資産運用沼に向かってもらうのはどうでしょうか?やんちゃクラブでは、小遣い制の男の悲喜こもごもが紹介される「こづかい万歳」という漫画が紹介されます。そこにでてきている登場う人物のように、月の予算を少なめに設定し、それをポイ活等で運用し生活にあてていくのはどうでしょうか。漫画の登場人物に意識を渡せば、簡単に一か月過ごせるのではないでしょうか。知らんけど。

また、残った給料は資産に投資してお金を増やしていくことで、早期 FIRE を目指していきましょう。おすすめの資産運用は、キーボード、カメラのレンズとなります。どちらも、やんちゃクラブの撮影や動画編集に使えるので、実質無料で資産が増えていくことになるのではないでしょうか。知らんけど。

いかがでしたか?

今回はやんちゃが次にいくべき沼について徹底的に調べてみました。

やんちゃが次に行く沼はどこなのか、これからもやんちゃクラブから目が離せそうにありません。興味の出た方は、やんちゃと一緒に沼に行ってみてはいかがでしょうか?知らんけど。

それでは、ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。

参考文献 : カスタムキーボードって何? どこで買えるの? 自作キーボードとの関係は? 調べてみました! 備考 : 当初、資格取得沼についても検討しましたが、すでに動画で言及されていたため、記事での紹介はあきらめました。

2021 近況

この記事は Rubyist近況 Advent Calendar 2021 の 12 月 19 日の記事です。前日は 40 歳男性の朝の様子 でした。

私は毎年年末に東京の Rubyist を集めた忘年会を開いていました。しかし、それを開くことが難しくなり、人の話を聞くことも少なくなってしまったので、 年末にたまったみんな(知ってる人、知らない人問わず)の近況を知れたらと思い、このカレンダーを造りました。 結果としては、いろんなものがでてきて、とても満足です。

仕事あたり

現職に転職して 1 年半とちょっとがたった。今年の前半は、昨年末ぐらいから始まった、大き目のプロジェクトをやっていた。 いろいろ自分の力不足で、いろんな人に助けていただきながら、なんとかリリースができた。 小並感がではあるが、いろいろ勉強になったプロジェクトで、今後に活かしていきたい。 後半については、少しゆっくりできそうな雰囲気がでると、ちょっと忙しくなったりを繰り返し、何をやっていたかが定かではない。 とりあえず、バタバタはしていたが、なんとかゆっくりとした年末は過ごせそうである。

この一年で、もっと「会話」ができるようにならないとなぁというのを改めて再認識しだしている。 IC という立場で仕事しているが、大きいことをやろうと思うと、当然他のメンバーや他チームとの協力が必要であり、その調整を自分からやっていく必要がある。 そのためには、どういうふうに話をもっていくかとか、どこと調整するかとか、いろいろ前職でできていたことを英語でやることになるのだが、まぁその言葉を練るのに時間がかかってしまう。 この辺をスムーズにできるようにするのが、一番レバレッジがきくポイントだなぁと改めて感じだしたのであった。

ということで、今年後半で余裕がでてきたところで、忙しさにかまけて中断していた英会話を再開しだした。昔は文法とか語彙の教材をやっていて、なんか微妙だなぁという気持ちになっていた。 再開後は、割と議論や自分での英作文をさせようとしてくる講師と出会い、そこからデイリーニュースを課題にしている。これが割と今の課題と自分の性分にあっていそうだった。

あとは、もう少し AWS について知っておくと潰しが効くので、ちゃんと体系的に抑えておこうかという気持ちがある。

会社全体としても、今年はいろんなことがあった年だった。 エンタープライズな仕事内容だが、スタートアップのようなスピード感が必要みたいなのは、今の会社の面白いところではないかなぁと思う。 会社のフェーズとしても面白い時期だし採用も力をいれだしているので、興味のある人は私にこっそり教えてほしい。

https://www.treasuredata.com/company/careers/

私生活あたり

なんかいろいろあって、いろいろあった。説明しやすいあたりだけ説明する。

コーヒー環境を整えた

昨年在宅に入るにあたり、コーヒーメーカーを買っていたのだが、今年の春先ぐらいに自作キーボードの Discord で紹介されていた Timemore C2 を調べだしてから、一気にコーヒー熱が再燃してしまった。 とりあえず、C2 と ORIGAMI ドリッパー を入手してからは、ずっとハンドミルで豆を挽き、ハンドドリップするという毎朝になった。 その後、C2 から X という機種を買う程度には、ハンドミルにはまってしまった。

コーヒー豆については、C2 に調べているときにであった、[暮らしと珈琲]https://www.tostinocoffee.shop/)で購入することが多くなった。 特に、アナエロビックという製法の豆を意識して選んで飲んだのが、ここが初めてなのだが、あの強烈味わいが一時期癖になり積極的にその製法の豆を買うようになっていた。

ここで、豆から道具まで一式揃えられるのでおすめである。とりあえず、始めたいという人は以下を全部買えばすぐ始められる。

クレバードリッパーは、挽いた豆をいれてお湯をそそいだら 2 分ほど待ってカップに乗せると抽出されるというドリッパーである。ペーパードリップとは違う浸漬式という方式なのだが、自分で淹れるのがめんどくさいという人が最初に使うには便利だと思う。 カップに乗せてから淹れ始めれば、ふつうのドリッパーのような挙動になるもよい。

詳しい使い方は以下の動画を参考にしてほしい。

https://www.youtube.com/watch?v=MQEbx3qYbE8

今年はじめたこと

一つ目は、けん玉である。スピードキューブで子供のころできなかったことを今やるとなんとなくできるようになるという体験をして、今年は何をしようかと迷っていたところ、紅白で見たけん玉を思い出し調べだした。 しかし、現代においてけん玉は、海外でエクストリームスポーツのような人気があるらしく、全然私が知っているけん玉ではなくなっているということを知った。 Youtubegame of ken で調べてみると、海外で謎のけん玉バトルが行われているのがわかる。 いい感じの若者たちが、「ken」や「sara」、「tama」といっている様子がとてもよい。

とりあえず、Sweets Kendamas BOOST RADAR というのを一本買ってみてスタートした。 そのメーカーが Youtube で公開しているビギナー向けの教習ビデオを見ながらやってみると、 道具の進化(玉のペイントがわりと滑り止めがきいていたり、海外のだと玉や皿の穴がとまりやすく大きく調整されている)と物理の法則を少しは知っているおかげで、とめけん(玉を剣にさすやつ)までは、なんとなくすぐにできるようになった。

その後のトリックについては、玉のコントロールやら動体視力が必要になってきて、わたしには厳しい感じがし今年の中盤は殆んどやらなくなってしまった。 しかし、何故か今年の後半ぐらいやてみると楽しかったのと、玉のペイントがボロボロになってきたので、KROM NIHON SANを買ってみた。 KROM NIHON SAN は Sweets Kendamas BOOST RADAR に比べると一回り大きく最初は使いづらかったが、慣れると大きい玉のおかげで慣性が効くのか扱いやすくなり、日本一周(小皿、大皿、剣と連続でやるやつ)ができるようになっていた。

けん玉は、屈伸運動と少し重さがあるものを上下させないといけないため、運動してない身からするとそこそこ運動量があり、仕事の合間にちょっとだけやるといい気分転換になる。

二つ目は、ガンプラなのだが書くには時間が足りない。

スピードキューブ

今年前半は、オンラインコンテストで 3x3x3 と 2x2x2 を皆勤することを目標にやっていた。皆勤するには毎週それぞれ AO5 をとる必要があるのだが、意外とこの時間を捻出するのに精いっぱいで上達はほとんどできなかったと思う。 なので後半は、あまり時間をついやさないようにしていた。

キーボード

記憶があまりなので、今年はあまりやっていないんだと思う。

プログラミング

あまり時間がとれていないが、今年は prk_firmware を触っていた。その結果、先日PicoRuby のメンバーにいれてもらえた。

プログラミングに対して、まだしばらく、しっかり腰をすえて何かやる時間をとれなそうだが、興味を失わない程度には細々と続けていきたい。

写真とカメラ

夏ぐらいに、カメラを Canon EOS kiss m から Sony α7c に乗り換えた。 初めてのフルサイズ機ということより、ボディ内手振れ補正というのが楽で、レンズを SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN にすると、ほんと楽だという感想である。 次に予算を捻出できるのであれば、SIGMA 90mm F2.8 DG DN Contemporaryあたりかなぁ。

買い物

土地を買った。詳細は全てが終わったら書けたらいいなぁと思う。 とりあえず、まだ土地だけなので全てが終わるまで頑張って生きていこうと思うのと、電検 2 種とりたい。

直近の近況

マトリックス レザレクションズホークアイが面白いです。 あと、真女神転生5をちまちまとやっています。

今年、グッときた漫画は、急にメンションされた生き残った6人によるとです。

最後に

やっていることが多くなりつつあり、可処分時間の奪い合いになっているので、来年はやることを絞るか、新しく何かを始めるのをやめたいと思う。

キーキャップの選び方

Twitter でこういう質問がきたのだけど、とても 140 字で収まらないので書くことにした。

たぶん、これから自作キーボードをはじめる人がキーキャップを選ぶときは以下のことを気にしてみるといいと思う。

  1. キートップの形状
  2. 使おうと思っているキーボードに必要なキーキャップの数

なお、これから書くキーキャップについては、CherryMX 互換スイッチに使えるキーキャップのみを対象とする。Choc v1 に関しては、使ったことはないが今だったらMBKのキーキャップがよいのではないかと思う。Choc v2 に関しては、わからない。

キートップの形状

キーキャップを購入しようとすると、XDA や DSA, OEM, Cherry, SA などといった文字列をよくみることになると思う。これらは、キーキャップの形状の種類をあらわしており、プロファイルと呼ばれたりする。プロファイルによる形状の違いは、このページの写真を参考にしたい。

これらのプロファイルは、それぞれいろんな違いがあるのだが、まず選ぶ際に気にするポイントとなるのがキートップ(キーキャップの上面)の形状だと思う。 キートップの形状は、大別すると比較的フラットなものとフラットでなく削れているものの二種類がある。前者はノートパソコンのキーボードのような形状、後者はHHKBなどのような形状といえばイメージがつきやすいかもしれない。個人的には、この形状の違いがまずは一番好みがわかれるポイントではないかと思う。

キートップがフラットな形状のプロファイルとしては、XDA や DSA, TEX ADA などがある。これらの特徴としてはキーボードの段ごとで形状が変わらないノンステップスカルプチャーがほとんどであるということである。つまり、すべてのキーにおいてサイズを除けばキーの形状が同じなのである。

フラットでないものについては、OEM, Cherry, SA などがある。これらのキーキャップは、前述したものたちとは違いキーボードの段ごとで形状の変わるステップスカルプチャーが採用されていることがほとんどである。しかし、SA というプロファイルについては、たまにすべてのキーが特定の段の形状になっているものが販売されていたりする。 キーキャップのセットを買おうとする際、すべての形状が同じかどうかを判別するには、販売ページにある同梱されているキーキャップ一覧の写真をみるとよい。段ごとに R1, R2, R3, R4 などと書かれている場合は、段ごとに形状の違うことが多い。段ごとで形状が違う場合は、Rの後の数字が全て同じだったりする。

例えばこのSA GodSpeedというキーキャップセットには、さまざまな種類のキットがあり、GENESPEED というバリエーションには R1 から R4 までのキーが含まれており、MITOSPEED には R3 のキーのみで構成されていることがわかる。

ちなみに、個人的なことをいうと私は比較的フラットなプロファイルは割と苦手である。タイピングする際にキーを迷うことがある。

なお、キートップの形状にのみ書いたが、そこからキーの高さや、キートップのくぼみの形状が球状なのか棒状なのか、プラスチックの薄さ、表面のざらつき、ホーミングバーの高さなどこだわりたくなるポイントは多いだが、触ってみないとわからないポイントも多い。

使おうと思っているキーボードに必要なキーキャップの数

キーキャップセットを買う場合、ふつうの 100% キーボードから 60% キーボードなら問題なくつかえるであろう。しかし、日本の自作キーボードで流行っている分割小型のキーボードは、そうはいかないことが多い。

なぜなら、日本で設計された分割キーボードの多くは小型化のためか 1u と呼ばれるサイズのキーキャップを多用することになるからである。1u とはキースイッチ 1 個ぶんのサイズとなる。必要なキーキャップの数については、商品の販売ページ、もしくはビルドガイドに書かれている。Keyball46 というキーボードはビルドガイド1u 45個、1.25u 1個 と記載されているので、これを用意する必要がある。

例えば、私が初めて組み立てたErgo42は 1u のキーキャップのみ 56 個必要となった。これをステップスカルプチャーを採用しているCherry Profile Violet KEYCAPS SETで組み立てようとした場合、A のキーがある段のキーキャップの 1u が足りなく他の段からキーキャップを持ってくる必要がある。同一段に形状の違うキーがあるのが気にならなければよいが、そうではない場合は注意して買う必要がある。

キーキャップセットの中には、すでにこのように 1u をたくさん使うようなキーボードを想定したキーを含めたキーキャップセットも存在する。DCP PEGASO のセットは、テンキー用のキーキャップは別オプションになっているがベースのキットは 1u を多用する Othro キーボードにも対応する数のキーキャップが存在している。また、こうした 1u のキーキャップなどを別オプションとして販売しているキーキャップセットも多く存在し、主流である。GMK Laser では、ベースのキットに加え、Extra というキットを購入すれば対応できるようになる。

買おうとしているキーキャップセットが 1u をたくさん使うキーボードに対応しているかどうかを判別する方法は写真だけではない。キーキャップの説明に Othro40% と書かれている場合は、そのようなサイズのキーキャップが多く含まれていたりすることが多い。

さて実はノンステップスカルプチャーのキーキャップを購入する場合は、このような選ぶ際の苦労はなくなる。なぜなら前述したとおり、段ごとに形状が違わないのでどこのキーキャップをどこにはめても形状としては問題がないからである。

結局何を最初に買うべきか

これは非常に難しい質問である。

もし、フラットな形状に問題がない場合は、XDA のキーキャップを買うのを最初はおすすめする。理由としては、比較的価格が安いことと、キーキャップセットで買っても比較的どのキーボードキットにも使える、恒常的に買いやすい、1u からでも買えるなどがある。

とはいえ、一度は Cherry Profile の GMK 製のキーキャップを試してもらいたい気もする。GMK は、ドイツ製のキーキャップでネットでみるだいたいかっこいいキーキャップは GMK 製なことが多い気がする(個人の感想)。特徴としては、品質がよく、指へのなじみ具合もよく、高い。また、基本 GB と呼ばれる方法での 1 ヵ月程度の販売が多く、注文後 1 年以上待つことがざらである。しかし、気にいったキーキャップの GB に参加しないと、次に同じものが販売されることは保証されないという性質のものだ。ただし、人気のあるものについては、何度も再販されることが多く、GMK White on Blackは定番となっていて定期的に入荷されている。また、とても人気の高いGMK Laser は、何度か再販した後、毎週月曜にストックされるようになっていて入手性が非常に高くなっている。

しかし、ここまでいろいろ書いたが、難しいことを考えず気に入ったデザインのものを買ってしまうのもよいと思う。キーキャップはさみしがりなので、気づいたら仲間を呼んでおり、持っているキーボードの数より増えていたりする生き物である。なので、好きなのを買うといいと思う。