筆記具を新調した話
昨今の情勢もあり、自宅で作業をしておりビデオチャットでやりとりすることがある。 どうも、ビデオチャットでやりとりをしているときにメモをとりたいことに何か PC でメモをとるのが苦手のようだ。 そこで、紙とペンの出番だ。
以前は、気分によって万年筆(といっても鉄ペンの安いやつ)や LAMY Swift を使い分けていた。 万年筆はとても紙との相性が重要で、特に紙の上でペンが滑る、インクがいい感じに滲む・乾く、裏写りしづらいというのが私の望むポイントである。 いろいろ試した結果、の LiFE クリッパーの A4 サイズに落ち着いていた。
しかし、会社を辞めてから万年筆は使っておらずインクが乾いてしまっている、Swift にいたってはどこにいったかわからない、そして家の机だと A4 ノートを置くには机が小さいという問題がでてきてしまった。
そこで、筆記具を新調することにしたのだ。
今回は、メモをとるのにあたりあまり紙を選ばなくていいペンを選びたいということと、Swift はいつかでるかもしれないからという観点で筆記具を選ぶことにした。 そこで、選んだのはパーカーの 5th である。5th は、数年前に登場した万年筆のような見た目だが、ペン先とインクはリフィルという新しいタイプのペンである。 発売された当時に買って気に入っていたのだが、どこかで無くしてしまったり、使わなくなった人から譲ってもらったのだがサイズがあわなくて使わなくなってしまった。 この 5th は、ペン先が使っていくと徐々に削れていき、書き手の癖にあった形になる。この育っていく感じがとてもよかった。リフィル式なので育った後にインクがきれたら、また最初からというのもよかった。 当時は、1 万以上からのラインナップだった気がするが今調べると、安いラインナップもでているので、購入することにした。
パーカー 5th IM ラックブラックGT 2073223 正規輸入品
- 発売日: 2018/10/28
- メディア: オフィス用品
また、買わないぞと思っていた Swift だが、5th を買うときに 3000 円台で買えることを知り、結局こちらも買うことにした。 Swift は、水性ローラーボールのなめらかな書き味が特徴で、どんな体勢や紙でも気持ちよく書ける。また、ペン自体の重さがそこそこあるので、紙を机に置いて筆圧をかけずにスラスラ書けるのである。 書き味もよいのだが、ペンのデザインも機能美があって大変よい。ペンクリップがついているのだが、ノックしペン先がでて書ける状態になると、ペンクリップが軸に沈んでクリップとして使えなくなる。 これは、書ける状態で胸ポケットに収納しようとしたときに気づけるようにするための配慮らしい。またペンは丸い形状なので、ペンクリップが机の上で転がらないようにする役目をもっている。 それが書ける状態のときは沈んで無くなると役に立たなくなってしまうため、ペンクリップのちょっと上に突起がでており転がり防止の役目をしてくれるようになる。 どこかに行くときに筆記具を一本持っていかないとしたら、私は迷わず Swift を選ぶだろう。それぐらい気に入っているペンだ。
LAMY ラミー スイフト グラファイト ボールペン 水性 L334GR 〔正規輸入品〕
- 発売日: 2013/01/10
- メディア: オフィス用品
紙については、今回選んだペンが紙質を選ばなくていいといことで、コスパ重視で Amazon ベーシックのメモ帳にしてみた。こちらに関しては、あまり思い入れはない。
Amazonベーシック メモ帳 細罫ライティングパッド 13×20cm イエロー 50枚×12冊
- メディア: オフィス用品
これで、いつでもメモを取れるようになった。5th はペンについていた黒の F 、Swift は青の軸をいれているので、気分やメモの内容によって色の使い分けができて便利である。 問題は、ペンと紙が揃ってから、そこまでメモをとる必要があまりなくなってしまったことだ。 なんにせよ、新しい筆記具はテンションをあげてくれるのでよいものである。